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ブログ

2020/05/13 18:11

マスクバブル崩壊

GW明けから、使い捨てマスクの値崩れが始まり、街中で見かけるようになってきましたね。

連日ニュースでは「マスクバブル崩壊」とセンセーショナルに報じていますが、今、値崩れしているのは、マスク不足に乗じて一儲けを目論んだもの。

ドラッグストアやスーパーで、今まで通りの品質・価格・在庫量で販売されるまでにはまだまだ時間がかかると思います。


手作りマスクブーム

マスク不足の中、手作りマスクがブームになりました。ミシンが売れ、ガーゼやマスクゴムが入手困難になるという状況も。

個人だけでなく、アパレル企業なども布マスクに参入。

「マスクは白」という概念が、一気にひっくり返り、花柄、ドット、デニム、レースなど、ファッションとして楽しむ布マスクが人気です。


ひびのこづえアトリエ製 リネンマスクを発売

当社は、ひびのこづえさんの商品を主体としているのですが、取引先のミュージアムショップやセレクトショップが、3月から営業休止となり、一年の最大の書き入れ時に、ほとんど売上がないという状況になり、自粛延長で現在も厳しい状態です。


一方、ひびのこづえさんの方も、イベントが相次いで中止となり、アトリエスタッフさんのお仕事がお手すきとなってしまいました。


そのような状況下で、何かできることはないかと考えていたのですが、たまたまキッチンタオルの在庫が多めにあったので、これをマスクにリメイクして販売できないかなと、ひびのさんに相談。


ひびのさんの方も、アトリエスタッフさんのお仕事の穴埋めになるということで快諾していただき、実現しました。

そしてその数日後に出来上がったのがこちら。



おおー!落ち着いた感じでおしゃれ!


元のデザインは「ある一日」というハンカチにも使われている絵柄なのですが、それをジャガード織りにしたもの。

リトアニアリネンとコットンの綿麻なので、適度なハリとしなやさの両方を備えています。

洗濯を繰り返すことで使い込むほどにソフトな風合いになっていきます。

アトリエ作品の証である織りネーム付き。


リネンなので、吸収性・速乾性・耐久性に優れています。


私も愛用していて、もう20回以上洗っていますが、毛羽立ちも少なく、ソフトな風合いが心地いいです。

自宅に帰ってから漬け置き洗いして干しておけば、室内でも翌朝には完全に乾いています。


これから蒸し暑くなる季節ですが、第2波、第3波に備えてマスクは手放せません。

でも、このリネンマスクならムレにくいので、暑くなる季節には最適です。


収益の一部を医療機関に寄付

今回のマスク発売は、いろいろな人の協力があって実現したこともあり、当初から寄付を考えていました。

もちろん、布マスクを使うだけでも、医療機関に使い捨てマスクが回り、間接的な支援になるのですが、直接的な支援なら、もっと、作ってくれた人、売ってくれた人、買ってくれた人、皆さんのモチベーションになるのかなと思いました。

昨日、4月の出荷分、240枚x45円=10,800円を国立国際医療研究センターに寄付させていただきました。


当社が代表して寄付をしただけで、これは皆さん一人一人の協力の賜物です。

大きな金額ではないですが、5月、6月と続けていきたいと思っています。


今は有事。「奪い合う」より「分け合う」気持ちを持つ方が、心を穏やかに、体も健やかに過ごせるのかなと思います。


数に限りがありますので、より多くの方に行き渡るよう、購入制限をつけさせていただいています。

是非、Besteffort BASE店にお立ち寄りください。


【規格】

カラー:ライトグレー、ベージュ、ブルー(グレーは生産終了)
サイズ:約19x8cm(プリーツを伸ばした状態14cm)
素材:綿麻(コットンリネン)、ゴム(ポリエステル)

※マスクは感染を完全に防ぐものではありません。


【リネン豆知識】
リネンは別名を亜麻(あま)と言います。
日本では亜麻も苧麻(ちょま、ラミー)大麻(おおあさ、ヘンプ)もひっくるめて「麻」と表記することができます。
一方「リネン」と表記をしてよい麻は、亜麻だけになります。

亜麻は苧麻などと異なり1年に一回しか収穫ができません。しかも収穫後は土が痩せてしまうため、5〜7年間は、別の作物を作り、地力を戻さないといけません。

良質なリネンを作るためには広大な土地と、長い時間を要するため、他の素材と比較して高価な繊維となります。

リネンは吸収力が綿の4倍あり、速乾性と抗菌性、耐久性に優れています。
またリネンの表面にはペクチンが含まれており、それらが繊維全体を覆うことで、汚れにくく、汚れが落ちやすいという特徴があります。

そのような特性からヨーロッパでは古くから下着や寝具に使われてきました。
ランジェリー(lingerie)のlinはLinen(リネン)が由来ですし、ベッドリネンという言葉もそこからきています。

リネンは使い始めこそシャリ感がありますが、使うほどに柔らかくしなやかになっていきます。

リネンというと日本では、夏向けの素材のイメージが強いのですが、繊維の中に含んだ空気が、天然のサーモスタットの役割を果たすなど、オールシーズンに適した繊維でもあるのです。

デザイナーズ雑貨の専門店  〜besteffort〜
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